高野山供養塔のご紹介

逝去された会員の御霊を祀る供養塔を高野山に建立

弘法大師は、すべていのちは繋がっており平等であるという「共生」思想に基づく教えをしています。このことから高野山は、古くから「天下の総菩提所」と呼ばれ、宗旨・宗派を問わず、この地を浄土と信じた人々が20万基以上の供養塔(墓所)を建立している聖地です。

この高野山の聖地の中で奥の院に通じる公園墓地に当法人の供養塔を建立しました。合祀墓ではなく供養塔を選んだのには理由があります。それは、そもそもお墓は不要との考えの方が増えている一方で、既に菩提寺があったり、個人的に納骨堂を用意していたりして合祀墓に納まらない方も相当数いらっしゃるという時代の趨勢があったからです。 また同敷地内に、当法人の理念である「共助」をテーマに彫刻家植田努氏が制作したレリーフも建立しました。

【植田氏の作品】
ハチ公没80年を記念した銅像「上野英三郎博士とハチ公」
(東京大学農学部設置)他

供養塔について

関係者の多大な尽力により完成した供養塔では、逝去された会員の御霊を祀り、毎年、合同法要を営んでまいります。菩提所となるのは、1211年に建立された、高野山の名刹である金剛三昧院です。同院は、国宝・多宝塔をはじめ、重要文化財の経蔵など数多くの歴史的文化財を擁しており、高野山の世界遺産登録にあたっては、根幹となる寺院として重要な役割を果たしてきました。この金剛三昧院にも慰霊碑を備え、ご逝去された方の法名札を供養塔と金剛三昧院の両方に設置をいたします。
正会員が希望すればこの供養塔に御霊を祀られ永代にわたって供養を受けることができ、その意味で会員様同士の繋がりを具現化したものといえる供養塔は、今後当法人の重要なシンボルになっていくものです。これを永代にわたり守り続けていくことが、私たちの最重要の使命だと心得ています。

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